

昭和30年から55年まで日本の高度成長期にあたる時代をモノクロ写真に収めた写真集である。
下巻には小生が年少時代から高校までを過ごした兵庫県赤穂市も掲載されている。
昭和30年代から40年最初まで国鉄赤穂線(赤穂 岡山間)には蒸気機関車が走っていた。尾崎や塩屋の浜には流下式塩田もまだ細々と稼動していた。
その頃に宮本はSLに乗って赤穂を訪れ、「ポン菓子屋のおっさん」や街中の藁葺き屋根の家などを写しており、翌日赤穂高校で講演も行っていたのである。
民俗学者宮本常一と子供の頃にすれ違っていたのかもしれないと思っただけでじ~んと来るのである。
宮本常一が撮った昭和の情景 上下巻
各2940円 毎日新聞社


